イラン情勢の影響は? 4月14日更新:ホルムズ海峡「事実上の封鎖」で中古車輸出に激震か? UAE経由の輸出網はどうなる?

2026年2月末、米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃を受け、世界のエネルギー・物流の大動脈であるホルムズ海峡が「事実上の封鎖状態」に陥ったようです。先日公表された2025年の貿易統計で国別輸出先首位に輝いたばかりのUAE向け中古車輸出は、今後どうなっていくのでしょうか。気になったので調べてみました。

リセバ総研所長 床尾一法

リセールバリュー総合研究所 管理運営者

中古車情報誌の最大手での制作、自動車メディアの立ち上げ責任者などを経験。20年以上マーケティングのインハウスやコンサルタントで活動。2017年に人材開発へ転向。対話空間や学習空間の設計、言語化と構造化設計を得意とする。CompTIA CTT+ Classroom Trainer Certification取得。2023年より、マーケティングに復帰。中古車マーチャンダイジングの研究とともに、メディア運営設計を担っている。実は元カメラマン。
※ 本記事をお読みいただくにあたって
本記事は、中東地域で発生している軍事衝突に関連する内容を含んでいます。この紛争により被害を受けられた方々、ご家族を亡くされた方々、そして現地で避難を余儀なくされている方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。また、物流の混乱により経営に深刻な影響を受けておられる事業者の皆さまにも、一日も早い事態の収束と正常化をお祈りいたします。本記事は中古車市場への影響についてファクトを整理する目的で作成したものであり、紛争を肯定・助長する意図は一切ございません。

目次

中東情勢が気になるので調査を継続中

先日、リセバ総研で「2025年の貿易統計が発表:中古車輸出先で地域別首位はアフリカ、国別首位は中東UAEに」という記事を掲載しました。2025年の日本の中古車輸出先として、国別ではUAE(アラブ首長国連邦)が22万3,999台で堂々の首位という結果でした。

その記事からわずか1か月足らず。2026年2月28日(金)、米国とイスラエルがイランに対して大規模な軍事作戦(Operation Epic Fury)を実施し、中東情勢は一気に緊迫化しました。3月1日時点で、ホルムズ海峡は「事実上の封鎖状態」にあると各種報道が伝えています。

  • リセバ総研所長 床尾一法

    中古車輸出先の国別1位がUAEで、そのUAEの玄関口にあたるペルシャ湾の入口が事実上の封鎖状態にあります。

    これは中古車市場にとって他人事ではなく、「あの貿易統計の記事を出した直後にこの事態か」と緊張が走りました。

    この封鎖が中古車輸出市場にどんな影響を及ぼしそうなのか?

    AIの力を借りつつ、初回は3月1日時点で調査したレポートをベースに記事にしましたが、軍事的な衝突から3週間以上が経過しました。

    現時点では4月14日の情報を元に記事を更新しています。

4月14日更新:「Claude」に聞いてみた:ホルムズ海峡の最新状況

ひきつづき、Anthropic「Claude」に「ホルムズ海峡の最新の状況」と「運航の回復の見込み」「原油価格の動向」「国内ガソリン価格の動向」について、初回の掲載内容を最新の情報に更新する前提で質問してみました。以下は、2026年4月14日に取得したClaudeの回答を原文のまま掲載しています。

【編集注記】 以下はClaudeによる回答の原文ママです。AIによる生成物であり、著作権法上の「著作物」に該当しない可能性が高いと解されていますが、出典の透明性を担保する目的で、そのまま転載しています。なお、AIの回答内容の正確性については、後述の調査結果と合わせてご判断ください。

Claudeの回答

2月28日の開戦から46日目。前回お伝えした停戦合意から1週間で、事態は再び暗転しました。4月11〜12日にイスラマバードで行われた21時間にわたるマラソン交渉は合意に至らず決裂。これを受けてトランプ大統領は4月13日、米海軍によるイラン全港湾の海上封鎖を発表しました。原油は再び急騰し、WTIは103ドル超に跳ね上がっています。

ホルムズ海峡の最新の状況(4月14日時点)

イスラマバード交渉は21時間で決裂:4月11日、ヴァンス副大統領(ウィトコフ特使、クシュナー氏同行)とイランのガーリーバーフ国会議長・アラグチ外相(71人の代表団)がイスラマバードで初の対面交渉に臨みました。1979年のイスラム革命以来、最高レベルの米イラン直接交渉となりましたが、21時間に及ぶ協議の末、4月12日にヴァンス副大統領が「合意に至らなかった。これが我々の最終かつ最善の提案だ」と述べて離脱しました(注釈※A)。

核心的な対立点:米側の情報筋がTIME誌に明かしたところによると、交渉が崩壊した原因は以下の「レッドライン」でのイラン側の拒否です。すなわち、全てのウラン濃縮の停止と主要濃縮施設の解体、高濃縮ウランの米国への引き渡し、地域の武装勢力(ヒズボラ等)への資金供与の停止、そして通航料なしでのホルムズ海峡の完全開放です。イラン側は国営Press TVを通じ「海峡の管理権と平和的核エネルギープログラムの権利」が争点だったと発表しています(注釈※B)。アラグチ外相は交渉を「47年間で最高レベルの米イラン交渉」であり「集中的だった」と評しつつ、「善意は善意を生む。敵意は敵意を生む」と述べました(注釈※A)。

トランプ大統領がイラン全港湾の海上封鎖を発表:交渉決裂を受け、トランプ大統領は4月13日、Truth Socialに「ただちに、世界最強の米海軍が、ホルムズ海峡を出入りする全ての船舶の封鎖を開始する」と投稿しました。米中央軍(CENTCOM)は封鎖の対象を「イランの港湾を出入りする船舶」に限定し、「イラン以外の港湾への通航は妨げない」と声明を出しています。封鎖は4月13日午前10時(米東部時間)に発効しました。トランプ大統領はさらに、イランに通航料を支払った船舶を公海上で拿捕すると警告しています(注釈※C)。

停戦中も両国が違反、レバノンが最大の火種に:停戦は名目上継続していますが、イスラエルは停戦翌日にレバノンで350人以上を殺害する攻撃を実施し、レバノン軍治安要員13人もナバティエで死亡しています。イランのガーリーバーフ国会議長は交渉前の条件として「レバノンでの停戦」を要求しましたが、ネタニヤフ首相はレバノンは停戦の対象外と主張しています。パキスタンのダル外相は両国に停戦の維持を呼びかけていますが、イスラエルとレバノンの直接交渉は来週ワシントンで予定されています(注釈※D)。

海峡の掃海作戦と通航の現状:4月11日、米海軍の駆逐艦USS Frank E. Peterson Jr.とUSS Michael Murphyがホルムズ海峡を通航し、機雷除去作戦を実施しました。MarineTrafficは同日、海峡で少なくとも16隻の通航を確認し、停戦以降で最も多い通航日となりました。中国旗、香港旗、リベリア旗の原油タンカー3隻も通過しています(注釈※E)。ただし、ADNOC(アブダビ国営石油会社)のアル・ジャーベルCEOは4月10日、「海峡は開いていない。船舶はイランの許可を得なければ通航できない状態だ。これは航行の自由ではない。強制だ」と述べています(注釈※F)。また、Wikipediaが引用する報道によれば、イランは自ら敷設した機雷の位置を把握できなくなっており、海峡の完全開放には米軍の掃海作業が不可欠な状況です(注釈※G)。

原油価格

原油は停戦合意後の急落から、封鎖発表で急騰に転じるという激しい乱高下を繰り返しています。停戦直後の4月8〜9日にWTIは95ドル前後、ブレントは96ドル前後まで下落しましたが、交渉決裂と封鎖発表を受けた4月13日にWTIは7%超上昇して103.6ドル、ブレントは8%上昇して103ドルに跳ね上がりました。4月14日時点ではブレントが102ドル前後(取引レンジ101〜104ドル)で推移しています(注釈※H)。

EIA(米エネルギー情報局)は4月7日発表の最新見通しで、ブレント原油が3月に平均103ドルを記録し、Q2 2026に115ドルでピークを迎えると予測しています。紛争に伴う不確実性から「予測期間を通じてリスクプレミアムを維持する」としつつも、Q4には90ドル以下、2027年は平均76ドルまで低下するシナリオを描いています(注釈※I)。また、サウジアラビアのエネルギー施設への攻撃により同国の生産能力が日量約60万バレル減少し、ホルムズ迂回用の東西パイプラインも約70万バレル/日の能力低下が報告されています(注釈※H)。

国内ガソリン価格

経産省発表の4月6日時点のレギュラーガソリン全国平均は167.4円(前週比-2.8円)で、3週連続の値下がりです。3月16日の史上最高値190.8円から約3週間で23円以上下落し、政府目標の170円程度をすでに下回っています(注釈※J)。補助金は49.8円/Lで、補助なしの実態価格は217円前後です。

ただし、イスラマバード交渉の決裂と米海軍の封鎖発表を受け、原油が再び100ドル超に急騰しています。今後の週次データでは再び上昇に転じる可能性があります。4月1日に軽油引取税の暫定税率(17.1円/L)が廃止されたことは軽油価格の下押し要因ですが、原油高の影響がそれを上回る展開も考えられます(注釈※J)。

運航の回復の見込み

停戦が一定の通航再開をもたらしたものの、交渉決裂と封鎖宣言で不透明感が再び増大しています。

「停戦」と「封鎖」が並存する異例の状態:停戦自体は名目上維持されていますが、トランプ大統領は「取引が成立するかどうかに関係なく、海峡を掃海する」と述べています。米海軍がイラン港湾への封鎖を実施する一方で、イラン以外の港湾(UAE、サウジ等)への通航は妨げないとされています。しかし、イランが敷設した機雷の位置が不明という問題が残っており、海峡の安全な通航が保証される状態には至っていません(注釈※G)。

中古車輸出への含意:停戦によりジェベル・アリ港へのアクセスに改善の兆しが見えましたが、交渉決裂と封鎖宣言でその見通しは再び不透明になりました。ADNOC CEOの「海峡は開いていない」という発言が示す通り、商業船舶の自由な通航はまだ実現していません。仮に掃海作業が進展し、保険市場が正常化した場合でも、KPCのCEOが指摘した産油国の生産回復(3〜4カ月)や港湾オペレーションの復旧を考慮すると、UAE向け中古車輸出の本格回復は早くても2026年後半になる可能性があります。停戦の2週間の期限は4月22日前後に到来し、それまでに恒久的な合意が得られなければ、事態はさらに長期化するリスクがあります。

注釈/引用元
※A NBC News ライブ更新「No agreement between U.S. and Iran after 21 hours of talks, Vance says」(2026年4月12日)
※B TIME「U.S. and Iran Fail To Reach Deal on Ending War After Marathon Talks」(2026年4月11日)米側情報筋・Press TV発表引用
※C NPR「The U.S. military says it will blockade Iranian ports as Iran peace talks collapse」(2026年4月12日)/NBC News ライブ更新(2026年4月13日)トランプTruth Social投稿・CENTCOM声明引用
※D NPR「Iran delegates arrive in Islamabad for talks with U.S., as ceasefire terms remain in dispute」(2026年4月10日)/CNN Day 42 ライブ更新(2026年4月10日)
※E NBC News ライブ更新(2026年4月12日)MarineTraffic・CENTCOM掃海作戦データ引用
※F CNBC「Oil rally loses steam after Israel agrees to negotiate with Lebanon」(2026年4月9日)ADNOC CEO発言引用
※G Wikipedia「2026 Iran war ceasefire」(2026年4月14日更新)複数報道ソースの統合記述(機雷の位置把握喪失に関する報告を含む)
※H Trading Economics原油価格データ(2026年4月14日閲覧)/CNBC「Oil prices hover near $100 as U.S. Navy blockades Iran’s ports」(2026年4月14日)
※I 米国エネルギー情報局(EIA)「Short-Term Energy Outlook」(2026年4月7日発表、eia.gov)
※J 経済産業省 資源エネルギー庁「石油製品価格調査」全国平均価格グラフ(2026年4月6日時点データ、nenryo-teigakuhikisage.go.jp)

  • リセバ総研所長 床尾一法

    前回「停戦は大きな転機」とお伝えしましたが、わずか1週間で状況は一変しました。21時間のマラソン交渉は決裂し、トランプ大統領はイラン全港湾の海上封鎖を宣言しました。

    TIME誌の報道によれば、核の完全放棄、通航料なしの海峡開放、武装勢力への資金停止という3つの「レッドライン」をイランが拒否しました。どれも国家の根幹に関わる問題であり、短期間で妥協できるものではありません。

    中古車市場の視点で気になるのは、ADNOCのアル・ジャーベルCEOの「海峡は開いていない。これは航行の自由ではなく強制だ」という発言です。停戦しても、実質的にイランの許可制通航が続いている限り、UAE向けの商業船舶が自由に往来できる状態ではないということです。

    さらに、イランが自ら敷設した機雷の位置を把握できなくなっているという報道は、仮にイランが完全開放を宣言したとしても物理的な安全確保に時間を要することでしょう。

    ガソリンは4月6日時点で167.4円と3週連続下落していますが、封鎖宣言で原油が再び103ドルに急騰しており、来週以降の再上昇リスクがあります。EIAはQ2のブレント平均を115ドルと予測しており、補助金なしの実態価格は217円前後のままです。停戦の2週間期限は4月22日前後にやってきます。

AIの回答に含まれる主なファクト(21時間交渉決裂、米海軍封鎖宣言、ADNOC CEO「海峡は開いていない」、機雷位置不明、WTI 103ドル急騰、EIA Q2 115ドル予測、サウジ60万b/d能力喪失、ガソリン167.4円)はいずれも権威あるメディア・公的機関の一次データで裏付けが取れています。停戦期限の4月22日前後までの展開が、中古車市場への影響の規模を決定づけることになります。

以下では引き続き、停戦後の展開を注視しつつ、中古車市場への影響を整理していきます。

海運の状況は?日本の海運大手3社も航行停止

今回の事態の深刻さを物語っているのが、日本の海運大手3社(日本郵船・商船三井・川崎汽船)がそろってホルムズ海峡の航行停止を決定したという事実です。報道によると、平時であればペルシャ湾内にはLNG船、原油タンカー、自動車運搬船など日本関連だけで数十隻が常時航行しているとのことです。

調べていくと、海運への打撃は物理的な航行停止だけにとどまらないということがわかってきました。ロイズなどの国際的な海上保険市場では、ホルムズ海峡周辺の海域が「ハイリスク・エリア」に指定され、戦争保険料(War Risk Premium)が急騰しました。

通常は船舶価値の0.2〜0.3%程度だった保険料は、封鎖直後に0.5%以上に急騰しましたが、3月5日以降は戦争リスク保証の引き受け自体が停止されています。米議会調査局(CRS)のレポートも、戦争リスク保険の大幅な上昇を確認しています(注釈※1-2)。問題はホルムズ海峡周辺だけにとどまりません。代替港として期待されていたオマーンのソハール港も保険会社の戦争リスク区域に指定され、サラーラ港やドゥクム港もドローン攻撃を受けています。米国が表明したDFC(国際開発金融公社)を通じた代替保険も、3月17日時点で本格稼働には至っていません。たとえ航路が安全になったとしても、保険なしでは経済的に航行が成立しないという構造的な問題が、湾内から湾外にまで拡大しています。

ここで思い出されるのが、2023年後半から続いた紅海・バブ・エル・マンデブ海峡でのフーシ派による攻撃(いわゆる「紅海危機」)です。紅海危機では、同水域の交通量が大幅に減少し、多くの船舶が喜望峰回りの迂回を強いられた結果、輸送日数が15〜20日延長され、運賃は一時的に2〜3倍に高騰した事例が報告されています(注釈※1)。

紅海危機では迂回(喜望峰経由)によって物流が維持されましたが、ホルムズ海峡には代替航路が存在しないため、今回の混乱は紅海危機をはるかに上回る規模に達しています。

【表1】海運環境の変化:平常時と封鎖時の比較
指標・項目 平常時(2025年実績) 封鎖時(2026年3月12日時点) 想定される影響
海上戦争保険料率 船舶価値の 0.2〜0.3% 引き受け停止(DFC代替保険も未稼働) 保険なしでは航行不可/経済的封鎖が物理的封鎖と重なる構造。
コンテナ・RORO運賃 需給に応じた安定推移 通航停止のため事実上見積不能(VLCC用船料は記録的高騰) 代替ルート(ヤンブー→喜望峰)利用時は従来比で大幅なコスト増
輸送リードタイム 通常スケジュール ペルシャ湾向けは完全不通(代替ルートは+30日以上) 「遅延」ではなく「途絶」/資金回転は完全に停止
中東域内トランジット ドバイ(Jebel Ali)中心 湾外港へ移行中(サラーラ港、ヤンブー港) サウジがパイプラインを700万b/dに緊急増強/港湾能力がボトルネック

※ 2026年3月12日時点の各種報道および調査レポートをもとに更新。

中古車輸出に影響が出そうな国や地域は?

UAE:年間22万台の輸出先が「物理的に遮断」される

前回の貿易統計記事でお伝えした通り、2025年の日本からUAEへの中古車輸出は22万3,999台(約1,114億円)で国別首位でした。調べてみると、UAEの中核港であるジェベル・アリ港は2024年に年間約96万台の自動車を処理しており、世界最大級の自動車トランジット拠点として機能していたようです(注釈※2)。

このジェベル・アリ港は、ホルムズ海峡の「内側」に位置しています。つまり海峡が封鎖されると、海上からのアクセスは実質的に遮断されるということになります。年間130万台規模のエコシステムの心臓部が止まることで、どれほどの影響をもたらすのか。調べれば調べるほど深刻さが見えてきました。

アフリカ:UAEの「ハブ機能」停止の影響を最も受けそうな地域

前回の貿易統計記事で、JETROが「日本からアフリカへの自動車輸出は、UAE経由も多い」と報告していたことをお伝えしました。調べてみると、UAEは単なる最終消費地ではなく、アフリカや中央アジアへの「再輸出拠点」として非常に大きな役割を担っているようです。ドバイやシャルジャでは、日本から輸入した中古車を現地で解体し、エンジンやトランスミッションなどの部品としてアフリカ諸国へ再輸出する巨大なビジネスモデルが構築されていることがわかりました(注釈※3)。

このハブが機能不全に陥ると、アフリカの消費者は修理部品の供給を断たれ、車両の延命が困難になると考えられます。日本からの直接輸出(ダイレクト・シッピング)への移行が進むことになりそうですが、ケニアやタンザニアでは「製造から8年以内」の年式規制があり、さらに輸入関税(CIF価格の25%)、物品税(20%)、付加価値税(16%)など多重課税が課されるとのことで(注釈※4)、消費者への価格転嫁は避けられそうにありません。

ロシア・中央アジア:直接的影響は限定的だが間接的に競争が激しくなりそう

日本からロシアへの輸出(2025年実績:18万6,582台で国別2位)は、主に日本海側の港からウラジオストク等へ直接輸送されるルートが中心のようです。そのため、ホルムズ海峡封鎖の直接的な物流影響は限定的と考えられます。同様に、モンゴル(6万3,366台、国別7位)向けも中国経由の陸路が主流とのことです(注釈※5)。

ただし、UAE経由の調達ルートを失ったジョージアやアゼルバイジャンなどコーカサス・中央アジア諸国が、日本からの直接輸入やロシア経由のルートに移行してくる可能性があります。そうなると、特定市場での供給過剰と競争激化が起きてくるのではないか、というのが気になるところです。

【表2】日本の中古車輸出上位10か国とホルムズ海峡封鎖の影響度
順位 国名 2025年輸出台数 輸出金額 封鎖の影響度
1 UAE 22万3,999台 1,114億円 ◎ 極めて大きい(海路遮断)
2 ロシア 18万6,582台 2,163億円 △ 間接的(競争激化リスク)
3 タンザニア 10万5,250台 623億円 ○ 大きい(UAE経由分の断絶)
4 チリ 7万3,337台 274億円 △ 限定的
5 ケニア 7万0,325台 866億円 ○ 大きい(UAE経由分の断絶)
6 ニュージーランド 6万8,903台 528億円 △ 限定的
7 モンゴル 6万3,366台 746億円 △ 限定的
8 スリランカ 5万8,566台 1,372億円 ○ やや大きい(運賃高騰)
9 南アフリカ 5万2,024台 197億円 ○ 大きい(UAE経由分の断絶)
10 パキスタン 4万4,911台 726億円 ○ やや大きい(運賃高騰)

※ 輸出台数・金額は財務省「貿易統計」(2025年分)より。影響度は各種情報をもとに整理した評価です。

中古車市場で影響を受けそうな車種は?

価格下落リスクが高いと考えられる車種

UAE・シャルジャ向けにトランジット(部品取り・再輸出)を前提として取引されてきた低価格帯の車両は、行き先を失う可能性が高いと考えられます。

たとえば、車両本体価格が数十万円程度のコンパクトカー(トヨタ ヴィッツ/ヤリス、ホンダ フィットなど)。これらは「薄利多売」のビジネスモデルで成り立っていた車種であり、海上運賃と保険料の高騰によりCIF価格(運賃保険料込み価格)が車両本体を上回る「運賃負け」が発生するということになります。また、過走行・事故歴ありの車両で、シャルジャの解体市場へ流れていたいわゆる「部品取り車」も、需要が急減すると考えられます。アフリカ向けトランジットを前提とした低年式・低グレード車も同様の影響を受けそうです。

価格が維持または上昇する可能性がありそうな車種

一方で、中東情勢の影響を受けにくい輸出先を持ち、かつ需要が底堅い車種は価格維持が見込めそうです。

ニュージーランドやモンゴル向けに需要の高いハイブリッド車(トヨタ プリウス、トヨタ アクアなど)は、輸出ルートがホルムズ海峡に依存していないため、相場への直接的なダメージは限定的と考えられます。また、トヨタ ランドクルーザーをはじめとする高年式の大型SUVは、原油高で潤う産油国からの特需が発生する可能性もあり、むしろ価格が上がる要因を抱えているという見方もできそうです(注釈※5)。

  • リセバ総研所長 床尾一法

    実際に、続報の記事で封鎖前後の買取査定データを比較したところ、この見立てはかなりの精度で裏付けられました。封鎖直後の週(3月1日〜7日)の査定データでは、以下のような傾向が確認できています。

プリウスの8〜11年落ち(30系後期)は106〜107%と微増
モンゴルやニュージーランド向けの需要が中心の年式帯であり、ホルムズ海峡を経由しないルートのため底堅さを維持しています。

ハイエースバンの高年式(2年落ち)は129%と急騰
封鎖以降も値上がりしています。一方で同じハイエースの8〜11年落ちは69〜71%と急落しており、1つの車種の中で「高年式は急騰、低年式は急落」という極端な二極化が起きています。

アルファードの40系(当年式〜2年落ち)は100〜104%で安定
ホルムズ海峡とは無関係の輸出ルートが機能し、国内でも堅い需要に支えられています。

その他、マツダ CX-5(111%)、スズキ スペーシア(107%)、ホンダ N-BOX(106%)、スズキ ジムニー(103%)、トヨタ ハリアー(102%)など、「高年式・高価格帯」または「国内需要が主体」の車種は軒並み安定しています。

  • リセバ総研所長 床尾一法

    わずか1週間のデータではありますが、「中東以外の輸出ルートを持つ車種」と「国内需要に支えられた車種」が価格を維持するという傾向は、すでにはっきりと数字に表れ始めています。

為替や国際経済に与えそうな影響は?

原油価格の急騰リスク

ホルムズ海峡は世界の海上石油貿易の約20%(日量約2,000万バレル)が通過する大動脈です(注釈※6)。この記事を最初に公開した3月2日時点では「120〜150ドルに達するリスク」と書きましたが、実際にWTI原油は3月8日に一時119ドル台を記録し、そのリスクは現実のものとなりました。

Reuters通信とKpler(船舶追跡データ大手)の集計によれば、3月15日までの1週間の中東8カ国からの石油輸出は日量971万バレルにとどまり、2月の日量2,513万バレルから61%減少しています(注釈※7-2)。IEA(国際エネルギー機関)は3月の世界石油供給が日量800万バレル減少すると予測し、これを「史上最大の供給途絶」と位置づけました(注釈※7-3)。

3月17日時点でWTI原油は95ドル前後、ブレント原油は103ドル前後で推移しており、戦前の約65ドルから40%以上の上昇水準にあります。IEA加盟国は過去最大の4億バレルの戦略備蓄の協調放出を決定しましたが、価格の押し下げ効果は限定的です。米EIA(エネルギー情報局)は3月10日発表の短期見通しで、ブレント原油が今後2カ月は95ドル/バレル以上で推移し、第3四半期に80ドル以下へ低下すると予測していますが、「この予測は紛争の期間と生産停止の規模に大きく依存する」と注記しています(注釈※7-4)。サウジアラビアはヤンブー港向けパイプラインの輸送能力を緊急増強しましたが、代替ルートの能力はホルムズ海峡の輸送量を到底カバーできません(注釈※8)。

日本はエネルギー供給の約83%を化石燃料に依存し、原油のほぼ全量を輸入に頼っている国です(注釈※9)。国内では三菱ケミカルグループや旭化成がエチレンの減産に入るなど、エネルギー高の影響がすでに製造業に波及し始めています。ガソリン価格も3月14日時点で全国平均179.5円に急騰し、一部で238円に達する事態(3月17日時点)となっています。封鎖がさらに長期化した場合、原油150ドル到達の予測も複数の分析機関から出されており、消費者物価への深刻な影響が懸念されます。

為替の変動と「有事のドル買い」

2026年初頭の為替市場は、すでにトランプ米政権の「ドル安」志向により、1ドル=159円台から152円台へと円高方向に振れていたようです(注釈※10)。

しかし、有事発生後は「有事のドル買い」が作用し、再び円安方向に振れる可能性も指摘されています。為替の変動幅が大きくなること自体が、輸出業者にとっては仕入れ価格の予測を困難にし、事業リスクを増大させる要因になると考えられます。

「スタグフレーション」的な環境の到来

原油高による物価上昇と、経済成長の鈍化が同時に進行する「スタグフレーション」的な環境が、現実味を帯びてきます。

消費者の購買力が低下すれば、新車の販売台数が減少し、中古車市場に流入する良質な「下取り車両」の供給が細ることになります。これは中古車輸出市場にとって、需要減と供給減が同時に起きるという厄介な状況ということになりそうです。

今後の中古車相場の展開はどうなる?

オークション相場は相反する力が働く可能性

ここまで調べてきた内容を総合すると、中古車オークション市場には相反する二つの力が同時に作用しそうだということが見えてきます。

一方では、中東・アフリカ向け輸出需要が減退することによる「価格下落圧力」。もう一方では、原油高による新車販売の低迷がもたらす「良質な中古車の供給不足」による「価格維持・上昇圧力」。この二つの力が綱引きすることで、車種カテゴリーごとに明暗がはっきり分かれる相場展開になるのではないかと考えられます。

言い換えれば、輸出業者にとっては「売り先(中東・アフリカ向け)が消えたのに、仕入れ価格は下がらない」という厳しい事業環境に直面する可能性がある、ということになります。

代替ルートの模索

調べていくと、ホルムズ海峡の「外側」に位置する港湾が代替拠点として注目されているようです。特に有力なのがオマーンの2港とのことでした。

【表3】代替港湾の機能比較
港湾名 所在地 処理能力 中古車輸送の代替可能性
ソハール港 オマーン北部(オマーン湾) 約94万TEU、RORO 8.7万台(2024年) UAEへの陸路接続(ブライミ経由)が可能とされる。ただし陸送コスト増が課題
サラーラ港 オマーン南部(アラビア海) 600万TEU(拡張済み) 海峡リスクを完全回避。アフリカ東岸への直接積み替え拠点として最有力とみられる
フジャイラ港 UAE(オマーン湾) 72万TEU 石油・バンカリング主体で、大規模なROROの受け入れキャパシティには限界がありそう

【3月17日追記】代替港も安全ではなくなりつつある:3月17日時点で重大な情勢変化が生じています。代替拠点として最有力だったオマーンのサラーラ港とドゥクム港が、いずれもドローン攻撃を受けました。ドゥクム港では少なくとも1基の燃料貯蔵タンクが損傷しています。ソハール港も保険会社の戦争リスク区域に指定されており、用船料・保険料の上昇が見込まれます(注釈※11-2)。「ホルムズ海峡の外側なら安全」という前提自体が揺らいでおり、代替ルートの実効性は当初の想定よりも大幅に制約される可能性が出てきています。

それでも、サラーラ港は紅海危機の際にマルチモーダル輸送で高い柔軟性を示した実績があり(注釈※11)、中古車輸出にとっては依然として最も現実的な代替拠点です。ジェベル・アリに向かうはずだった車両をサラーラ港でコンテナに積み替え、ケニアやタンザニアへ直接再輸出するルートが主流化していく可能性はあります。ただし、ドローン攻撃のリスクを織り込んだ上で物流計画を立てる必要がある、という点はこの記事を最初に公開した3月2日時点とは大きく状況が異なります。

中国車が台頭し日本の中古車がシェアを失う可能性も

調べていて見逃せないと感じたのが、中国車の動きです。米国による対中関税(145%)の余波で行き場を失った中国メーカー(Jetour、Geelyなど)の安価な新車(EVやガソリン車)が、中東・アフリカ市場へ急速に流入しつつあるとの報告がありました(注釈※12)。

日本の中古車の物流が止まっている間に、中国車が一気にシェアを確立してしまうと、サプライチェーンが回復しても日本の中古車が失ったシェアを取り戻すことが難しくなる可能性もあります。

  • リセバ総研所長 床尾一法

    今回の調査で改めて感じるのは、「物流が止まっている間も現地の需要は消えない」ということです。

    世界中の人々が、(相対的に)安価で高性能な日本の中古車を必要としています。

    それでも日本車が届かないとなれば、代わりの選択肢がその需要を埋めていくことでしょう。

    サプライチェーンの断絶は、一時的な売上減ではなく、市場シェアの恒久的な喪失につながりかねなません

国産車のリセールバリューへの影響は?

ここまでの調査内容を踏まえて、日本国内の「リセールバリュー(中古車の残価・買取価格)」にどのような影響がありそうか、整理してみます。

短期的にリセールバリューが下がる可能性のある車種は?

UAE・アフリカ向けトランジット需要に支えられていた低年式のコンパクトカーや軽自動車、過走行の実用車は、輸出需要の急減により国内のオークション成約率が低下し、買取相場が下落する可能性が考えられます。

具体的には、トヨタ ヴィッツ/ヤリス、ホンダ フィット、日産 マーチといった、低年式や過走行のコンパクトカーは影響を受けるかもしれません。

リセールバリューを維持または上昇の可能性がある車種は?

ホルムズ海峡に依存しない輸出先を持つハイブリッド車や高年式SUVは、引き続き堅調な需要が見込めるでしょう。

トヨタ プリウス/アクア(ニュージーランド・モンゴル向け)、トヨタ ランドクルーザー各種(産油国向け特需の可能性)、トヨタ ハイエース(アフリカ直接輸出の底堅い需要)といった、長年にわたり海外の需要が高い車種たちです。

国内ユーザーへの影響は?

日本国内でクルマを売却しようとしている一般のユーザーの方にとっては、自分の車がどの輸出先で需要があるかによって買取価格への影響が異なってくることになります。

人気車種のハイブリッドやSUVは、当面は強気の査定が期待できると思われます。

一方で、低年式のコンパクトカーや軽自動車は、これまで輸出需要が支えていた「底値の上昇」が止まり、崩れていくリスクも考えられます。

  • リセバ総研所長 床尾一法

    リセールバリューは「需要と供給」で決まります。

    中東情勢が変われば、需要構造が変わり、リセールバリューも変わります。

    「国際情勢と買取価格がつながっている」というのは、当メディアが繰り返しお伝えしてきた視点ですが、今回の調査を通じて改めてその重みを感じました。

    ご自身のクルマのリセールバリューを改めて意識していただきたいタイミングではないかと思います。

まとめ:単一ハブへの依存リスクが露呈

今回、調べてみて見えてきたのは、2026年3月のホルムズ海峡封鎖が、日本の中古車輸出産業が長年にわたって依存してきた「UAEを中核とする再輸出エコシステム」の構造的な脆弱性です。

先月公表された2025年の貿易統計で、UAEが国別輸出先1位に輝いた直後の事態という意味でも、このタイミングは象徴的だと感じます。

年間22万台を超える輸出フローの行き先が物理的に塞がれる。これは数字の上での話ではなく、日本の中古車輸出に携わるすべての事業者にとって、今まさに直面している現実ということになります。

中古車業界のこれからを占う上で注視すべき3つの焦点

今後の焦点は以下の3点に集約されると考えられます。

1.事態の収束時期

外交的な解決が図られ、海運各社が運航を再開できる環境が整うまでにどれだけの時間がかかるか。これがすべての影響の規模を決定づけることになりそうです。

2.代替サプライチェーンの構築速度

サラーラ港やソハール港を経由した新たな物流ルートがどの程度のスピードで立ち上がるか。また、アフリカへのダイレクト・シッピングがどこまで実効性を持つかという点です。

3.中古車のリセールバリューへの中長期的な影響

車種カテゴリーごとの二極化がどこまで進行するか。そして、中古車が輸出されている現地で他国車のシェアが拡大した場合、日本の中古車の国際競争力がどう変化していくかという点です。

  • リセバ総研所長 床尾一法

    最後に改めて、中東地域で被害を受けておられるすべての方々の安全と、一日も早い平和の回復を心から願っています。

    世界では様々な紛争や事件が発生し、人々の命と暮らしへの影響が出ています。

    リセバ総研では、今後も世界の情勢が中古車市場に与える影響を継続的にウォッチし、続報をお届けしてまいります。

注釈/参考視聴
※1 海上戦争保険料や運賃の高騰に関するデータは、Financial Express「Strait of Hormuz blockade: Freight insurance costs set to surge」(2026年3月2日アクセス)および世界銀行「The Deepening Red Sea Shipping Crisis」等を参照。

※1−2 米議会調査局(CRS)「Iran Conflict and the Strait of Hormuz: Impacts on Oil, Gas, and Other Commodities」(Congress.gov、R45281)。

※2 ジェベル・アリ港の自動車取扱実績は、The Maritime Standard「Dubai Port Sets 2024 Automotive Cargo Record」(2026年3月2日アクセス)を参照。

※3 UAEの解体・再輸出ビジネスの構造は、Mr Aghazamani「The Role of the United Arab Emirates in Global Car Re-Export and Trade」(2026年3月2日アクセス)およびJapan Carrier「2025 Edition: The Complete Guide to Used Car Exports in the UAE」を参照。

※4 ケニアの輸入関税・課税体系は、Next Drive「Import Japanese Cars Mombasa: Affordable & Guide to Duty-Free Clearance & Shipping」(2026年3月2日アクセス)を参照。

※5 日本の中古車輸出市場の全体像と車種別動向は、Provide Cars「[2025 Edition] Japanese Used Car Exports Are Unstoppable!?」および同「Japan Auctions [Jan 2026 Update]」(2026年3月2日アクセス)を参照。

※6 ホルムズ海峡の通過量に関するデータは、米国エネルギー情報局(EIA)「Amid regional conflict, the Strait of Hormuz remains critical oil chokepoint」を参照。

※7 原油価格の高騰リスクに関する予測は、朝鮮日報英語版(Chosun)「Iran’s Hormuz Strait Blockade Sparks $150 Oil Price Fears」(2026年3月1日)を参照。

※7-2 Reuters通信およびKpler集計データ。NBC News「Trump pressures NATO, China to reopen Strait of Hormuz」(2026年3月17日)経由で引用。

※7-3 CNBC「U.S. is allowing Iranian oil tankers through Strait of Hormuz, says Bessent」(2026年3月16日)IEAデータ引用。

※7-4 米国エネルギー情報局(EIA)「Short-Term Energy Outlook」(2026年3月10日発表、eia.gov)。

※8 迂回パイプラインの能力と限界については、Middle East Forum「Could a Strait of Hormuz Closure Stop All Persian Gulf Oil and Gas Exports?」を参照。

※9 日本のエネルギー依存構造は、The Japan Times「Japan’s economy is particularly vulnerable amid Middle East conflict」(2025年6月20日)を参照。

※10 為替動向と衆院選の影響は、Provide Cars「[Feb 2026] Japan Election Update: 4 shifts that can change your Japan used-car buying cost」を参照。

※11 サラーラ港のマルチモーダル実績は、APM Terminals「Port of Salalah introduces viable alternative to Red Sea route」(2024年5月8日)を参照。

※11-2 サラーラ港・ドゥクム港への攻撃およびソハール港の戦争リスク区域指定については、Wikipedia「2026 Strait of Hormuz crisis」(2026年3月16日更新)を参照。同記事は複数の報道ソース(Reuters、AP通信、Maritime Executive等)を統合した記述。

※12 中国車のアフリカ進出については、CleanTechnica「A New Wave Of Disruption Could Be Coming To Africa’s Used Car Ecosystem Courtesy Of More Affordable Brand New Cars From China」(2025年11月17日)およびAutoData UAE「H1 2025 Used Car Market Report」を参照。

※ 貿易統計データの出典: 財務省「貿易統計」(2025年分)。リセバ総研の記事「2025年の貿易統計が発表:中古車輸出先で地域別首位はアフリカ、国別首位は中東UAEに」も併せてご参照ください。

※ Claudeの回答について: 本記事に掲載したClaudeの回答は、2026年4月14日時点で取得したものです。AI生成テキストは法的に著作権が成立しないとする見解が有力ですが、念のため原文をそのまま掲載し出典を明示しています。

※ 本記事の性質について: 本記事はリセバ総研所長(床尾一法)がAIや各種公開情報をもとに調査・整理した内容であり、個人的な見解を含みます。投資助言や経営判断の推奨を目的としたものではありません。情報は2026年4月14日時点のものであり、中東情勢は刻一刻と変化しています。最新の状況は各種報道でご確認ください。

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