中古車相場のプロに聞く!最新中古車市況(3) 【2024年秋】買いたい人は必見!この秋、買いドキのクルマはどれ?
輸出の活況を受けて、上がり傾向が続く中古車市場。下半期に入ったいま、市場にはどんな動きがあるのか。第3回はこの秋、買いドキのクルマをズバリ聞いてみた。
中古車マーチャンダイジング部門管理職
リセールバリュー総合研究所 管理運営者 兼 アナリスト
【2024年秋】買いドキのクルマ:トヨタ ハリアーPHEV/三菱 アウトランダーPHEV
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【リセバ総研所長】床尾 一法
それでは、この秋おすすめのズバリ「買いドキのクルマ」を教えてください。
「この価格でこのクルマに乗れるならお得感がある」
「あまり知られていないけど、意外と相場が下がっている」というクルマなんでしょうか!?
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
ぱっと思い浮かぶのは、PHEV車(外部電源からの充電が可能なハイブリッド車)ですね。
SUVのハイブリッドでは、トヨタのハリアー、三菱のアウトランダーに注目しています。
どちらも新車の価格帯が高いですし、中古車を購入するメリットがかなり大きくなっていると思います。
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【リセバ総研所長】床尾 一法
中古車だと、だいぶお手頃になってきているんですかね?
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
はい。発売当初はハリアーで650万円くらいでしたが、今はほぼ新車の状態で450万~500万円まで下がってきています。
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【リセバ総研所長】床尾 一法
今どきの中古車市場でいえば、新車価格とかなり差があるように感じますね。
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
価格の納得感もそうですが、PHV車は燃費の面でも強いですね。
ガソリンも電気も使えますから、急速充電器を用意できる環境があれば、この時勢でも燃費も最強と言えるんじゃないでしょうか。
【2024年秋】買いドキのクルマ:レクサスLS
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
次におすすめしたいのは、レクサスLSです。
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【リセバ総研所長】床尾 一法
レクサスの最高級セダンになりますね。
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
はい。そもそも新車価格で1000万円オーバーの高級車ですが、中古車の相場は500万~600万円まで下がってきています。
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【リセバ総研所長】床尾 一法
最上級のラグジュアリーカーにその価格で乗れると考えると、お得感がありますね。
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
ええ、というのも、人気の定番であるミニバンの中古車相場は高騰が続いる状態ですし、トヨタのノア/ヴォクシー、ホンダのオデッセイなんかは500万円を超えています。
となると、同じ価格帯で高級車に乗れると考えるれば、レクサスを選ぶメリットは割と大きいと思いますよ。
【2024年秋】買いドキのクルマ:トヨタ プリウス(50系)
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【リセバ総研所長】床尾 一法
では低価格帯でおすすめのクルマはありませんか? たとえば100万円前後ではどうでしょうか。
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
100万円前後ということであれば、トヨタの50系プリウスをおすすめします。
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【リセバ総研所長】床尾 一法
50系プリウスは2015年に登場した4代目ですね、2018年12月に後期モデルが発売で。2023年1月には5代目の60系が出て、50系はひとつ前のモデルになりますね。
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
はい。60系プリウスの発売から1年以上経つ今、50系の中古車相場はだいぶ下がってきていて、諸経費込みで150万円くらいで購入することができるようになっています。
ひとつ前のモデルとは言え、プリウスならリッター30kmは走りますから、燃費を考えてもおすすめしたいクルマのひとつです。
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【リセバ総研所長】床尾 一法
ロングインタビュー、お疲れ様でした。ありがとうございました。
次回は秋の繁忙期を終えた12月に、2024年を振り返りながらお話を聞きたいと思います。
その頃、中古車市場はどうなっているででしょうね〜?
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【中古車仕入れのプロ】〝OKB〟
ですねー、楽しみにしてますよ。