元ガリバー営業担当の編集員が、独断と偏見でセレクト！ 【短距離通勤の方向け】中古車選びのポイント＆おすすめ車種をご紹介

まず通勤距離が短い場合、毎月の燃料消費量が少なくなるため、クルマ選びで燃費を最重要視する必要がありません。ガソリン代が大きな負担になることが少ないため、燃費性能にそれほどこだわらなくても十分に経済的に運用できます。

また、年間の走行距離も短くなることが予想されるため、走行距離が多めの中古車でも長期間使用することが可能です。通常の走行距離が少ないことから、既に走行距離が多いクルマでも、大きな負担をかけずに長く乗り続けることができます。したがって、走行距離が多い中古車でも、まだまだ乗り心地を楽しめるでしょう。

このように短距離通勤の場合、燃費や走行距離を重視せず、予算に合わせて好きなクルマを選ぶことができます。特に、以下のポイントを参考に選んでみましょう。

「安いクルマといえば軽自動車」と書いてある自動車関連の記事をよく見かけますが、コンパクトカーも軽自動車と同じか、さらに安く購入できる場合があります。

探すポイントとして、個人的には「10年落ち」くらいまで、年式の幅を広げて探してみることをおすすめします。

短距離通勤であれば年間1万kmも走らないので、8~10万km走っている車でも問題なく走れます。

軽自動車を選ぶメリットとしては、「税金が安いこと」です。
軽自動車税は平成27年4月1日以降に新車登録されたものは10,800円、それまでに新車登録されたものは7,200円、13年以上経過すると増税されて12,900円になります。
車検時に支払う重量税も、普通車に比べたら安いです。

これらのコンパクトカーは100万円以下で購入できることが多く、軽自動車に比べ燃費面でも優れています。
～1500ccの自動車税は、2019年10月1日以降に新車登録されたものは30,500円、それまでに新車登録されたものは34,500円、13年以上経過すると増税されて約39,600円になります。
税金面では軽自動車に比べて高額にはなりますが、燃費の面ではこちらの方がおすすめです。

通勤用のクルマを選ぶのであれば、家族や友人と一緒に過ごすのとはまた違う空間を味わってみませんか？
短距離通勤なら、燃費をそこまで気にしなくてもよく、ガソリン代もそこまでかかりません。
だったら思い切って、維持費がかかっても非日常体験が楽しめるクルマを選んでみてはいかがでしょうか？
毎日の通勤が、楽しくなると思います！

「非日常体験ができる」ということで、今回、オープンカーであるこちらの２車種を選んでみました！
こちらの２車種は、乗っている期間の満足感（体験バリュー）とリセールバリューが両立しています。
シートが２つしかありませんが、通勤用であれば自分と荷物が載ればいいので、2シーターのクルマでも選択肢に入れてみてもいいのではないでしょうか。

スズキのジムニーは、昔から変わらずずっと人気の車種です。カスタム好きのお客様にも人気で、年式が平成一桁のジムニーを購入して、自分でカスタムを楽しんでいるお客様を見たことがあります。
燃費がそんなに良くないのと、カスタムするとなると……維持費は正直、結構かかってきちゃうと思います。
安全に長く乗っていきたいなら、ちゃんとメンテナンスしてあげることも必要です。
それでも、乗っている期間の満足感（体験バリュー）とリセールバリューはどちらも良いクルマです。