中古車でも大人気のミニバン「セレナ」はどう買えばいい? 【調べてみた】日産 セレナ購入ガイド!車中泊でも人気!登録済み未使用車のコスパは?リセールバリューは?

5ナンバーサイズでありながらファミリー層の日常使いから本格的なキャンプ・車中泊まで幅広いニーズに対応できる高い居住性を実現し、自動運転技術「プロパイロット」や電動化技術「e-POWER」など日産の最新技術にも対応した「セレナ」。ミディアムクラスミニバンの有力な選択肢として根強い人気となっています。そこで今回は、この「日産 セレナ」を購入する際のアドバイスや、売却する場合のリセールバリューについてご紹介します。

小さい頃からのクルマ好きで、大学生で免許を取ると貯めたバイト代で中古車をすぐに購入。以来、年間数万キロを走り回って無事故を維持していることを密かな誇りにしている。趣味は、ドライブ旅行とモータースポーツ。カメラを持ってサーキットに行くと流し撮りに命を懸ける。一般ドライバーの視点で、カーライフとリセールバリューの「これってどういうこと?」を紐解いていきます。

日産 セレナとは?

日産のミディアムクラスミニバン「セレナ」は、“家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバン”として、室内空間の広さやデザイン性と機能性を兼ね備えた装備、さらにクルマ酔いを軽減する工夫や自動運転技術「プロパイロット2.0」や安全運転支援技術「衝突回避ステアリングアシスト」、電動化技術「e-POWER」や電動駆動 4輪制御技術「e-4ORCE」(4WD車のみ)をはじめとした先進技術を搭載。ファミリー層の日常使いからクルマでの家族旅行、本格的なキャンプや車中泊まで様々なニーズに対応しています。アウトドアレジャーに最適な防水シート車をランナップしているのも特徴です。

現行型は2022年11月のフルモデルチェンジ。その後モデル追加や一部改良を続けています。2023年4月に発売された「セレナ e-POWER」は受注開始直後に2万台を受注したほか、「2024年次RJCカーオブザイヤー」「2024年次RJCテクノロジーオブザイヤー」「2023-2024 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」など数多くの賞を受賞。2024年には国内販売で約8万台を販売し、国内ミニバン販売台数ナンバーワンとなっています。

  • 【クルマ大好きライター】井口裕右

    現行型2WD車のモデル構成は、ガソリン車が「X」「XV」「ハイウェイスターV」の3モデル構成で、新車本体価格は約271万円〜321万円。e-POWER対応車は「e-POWER X」「e-POWER XV」「e-POWER ハイウェイスターV」の3モデル構成で、新車本体価格は約324万円〜377万円。そのほか、特別仕様車もランナップしています。

未使用車に近い中古車のセレナは選択肢になり得るか?

  • 【クルマ大好きライター】井口裕右

    数多くの賞を受賞したセレナは2022年にフルモデルチェンジ、e-POWER対応のクルマは2023年に追加されました。日産自動車のウェブサイトによると、新車の納期はガソリン車で1〜2ヶ月程度ですが、e-POWER対応のクルマは納期要問い合わせとなっているようです。そこで、登録済み未使用車に近い条件で中古車の在庫を調べてみました。

今回調べてみたグレードは、「セレナ e-POWER ハイウェイスターV」。新車価格は約373万円〜377万円となっています。

登録済み未使用車に近い条件に当てはまる、「2024年式」以降の高年式で「走行距離1,000キロ(0.1万Km)未満」の低走行車の中古車在庫をガリバー公式サイトで探してみました。

その結果、下記のような今年登録されたばかりの「2025年式」の中古車の在庫も多数見つかりました。

※登録済未使用車とは、初度登録された車両で、かつ使用または運行に供されていない中古車と指します。

中古車在庫の例について
・上記は2025年3月1日現在の在庫情報をもとに、支払総額の一例として紹介しています。
・在庫の確保および価格を保証するものではありません。販売状況により変動します。
・購入時にオプションプランやサービスを選択された場合は、支払総額が変わります。
・中古車が展示されている店以外での購入には、車両運搬費がかかります。
・ご購入される店舗によって、車両運搬費や適用されるサービスが異なります。

支払総額について
・支払総額は、閲覧当月、店舗所在地の管轄内登録(届出)で店頭納車の場合の価格です。

セレナの新車の供給は比較的安定しているようですが、人気車種の最新モデルの登録済み未使用車やそれに近い高年式・低走行の中古車の場合、中古車価格が高額になることがあります。

しかし、登録済み未使用車の総額表示は、走り出すまでに必要な諸費用を含めた価格であり、人気のクルマの高年式・低走行の良質な中古車に早く乗り始められる、オプション装備が充実している中古車に出会えるというメリットがあり、新車も中古車も含め、クルマ選びの有力な選択肢になり得るでしょう。

  • 【クルマ大好きライター】井口裕右

    カラーや装備がお好みに合えば、早期に納車できる登録済み未使用車も選択肢のひとつに。ただし、お好みのカラーやオプション装備がはっきりしている場合や特別仕様車を検討している場合には妥協する必要はありません。

2025年3月現在の「セレナ」の納車時期は?すぐ手に入るの?

セレナの新車納期については日産自動車がウェブサイトに「工場出荷時期目処」という形で公開しており、ガソリン車は1〜2ヶ月程度となっていますが、e-POWER車は「販売店に問い合わせください」としています。e-POWER車はガソリン車と比較して納期が長めのようで、希望するグレードによっては新車の納車までの期間が長くなることも考えられます。

一方、2024年式、2025年式のセレナの中古車在庫をガリバー公式サイト(221616.com)で調べてみると、2025年3月27日現在で100台以上の在庫があり、走行距離も1000km以下の低走行車が多い印象です。在庫の内訳としては「e-POWER ハイウェイスターV」が大半を占めており登録済み未使用車も豊富です(※在庫数は日々変動します)。

良質な中古車である登録済み未使用車は、新車を早く購入したい層とも競合する可能性があります。購入を検討している方は、ガリバーの公式サイトでこまめに在庫状況をチェックして、探している条件に合うクルマが見つかったらすぐに問い合わせをされることをオススメします。

「セレナ」のリセールバリューは?

ガリバーに持ち込まれた買取査定の実績を元に算出したリセールバリュー値(RV値)は、新車価格に対して48.1%〜83.6%(2025年3月27日現在)となっています。ライバル車と比較すると、トヨタ ノアは56.7%〜97.4%、ホンダ ステップワゴンは56.2%〜86.9%となっており、競合する3車種のなかでセレナのリセールバリューは若干低めとなっています。

ガリバー公式サイトより(2025年3月現在)
  • 【クルマ大好きライター】井口裕右

    セレナのリセールバリューはガソリン車とe-POWER車の平均値であるため、e-POWER車の場合にはリセールバリューが若干高くなる可能性があります。実際、「e-POWER ハイウェイスターV」の場合のリセールバリューは、58.7%〜92.7%とセレナ全体の平均より高くなっています。実際の買取査定額はモデルや走行距離、クルマの状態によって大きく変動しますが、e-POWER車は人気モデルとなっていることからリセールバリューが高い状態が続くかもしれません。

まとめ

リセールバリューの最小値については変動が大きいものの、最大値については安定して高い状態が続いているため、3年以内の早期乗り換えを想定して購入する場合には過走行にならないよう留意し、リセールバリューの維持を意識したカーケアやメンテナンスを行っていくとよいでしょう。