【ミニバン中古車相場】日産の人気ミニバン「セレナ」がマイナーチェンジ!ライバルのミニバン相場も調べてみた
日産自動車は、ミドルサイズミニバン「セレナ」をマイナーチェンジし、2026年2月中旬に発売すると発表しました。1991年に登場し、ファミリー層を中心に人気を博してきたセレナにとって、来年2026年は登場から35周年を迎えるメモリアルイヤー。今回は、このマイナーチェンジのポイントをチェックするとともに、中古車としても人気の「日産 セレナ」の相場動向を調べてみました。
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目次
日産 セレナ、来年2月に発売するマイナーチェンジモデルのポイントは?
今回行われる日産 セレナのマイナーチェンジでは、スポーティーグレードの「ハイウェイスターV」と高級グレードの「LUXION(ルキシオン)」でエクステリアとアルミホイールのデザイン刷新が行われています。また、「LUXION」ではインテリアも専用デザインに刷新しており、シートの素材には「テーラーフィット」という新素材を採用。より高級感が増しているのが印象的です。また全てのグレードで「ムーンボウブルー」「アクアミント」「ディープオーシャンブルー」という新たなカラーリングが登場しました。

また便利装備では、「NissanConnectインフォテインメントシステム」をセレナとして初めて採用(メーカーオプション)。Googleと連携して様々なサービスを利用できるほか、ドアの施錠し忘れや、ハザードランプ消し忘れ、窓の締め忘れをスマホに通知してくれる「し忘れアラート」、離れた場所からでもクルマを見守る新サービス「リモートフォトショット」などが利用できます。
安全装備では、クルマのエンジンを切るとメーター内のディスプレイに「後席を確認してください」とメッセージが表示されてブザーが鳴り、子供の置き去りなどを防止する「後席リマインダー」を搭載。また、安全運転を支援する「インテリジェントアラウンドビューモニター」では、車両の周辺状況を3D映像で確認できる「3Dビュー」、交差点などで運転席から死角になる前方の左右の視界をサポートする「フロントワイドビュー」、ミラーを閉じた状態でも両サイドの視界を確認できる「両サイドミラークローズドビュー」を新たに搭載しています。
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【クルマ大好きライター】井口裕右
日産自動車が発表した車両本体価格は、2WDのガソリンモデルは、「X」が約278万円から、「ハイウェイスターV」が約322万円から。2WDのe-POWERモデルは、「e-POWER X」が約329万円から、「e-POWER ハイウェイスターV」が約377万円から、「e-POWER LUXION」が約499万円からとなっています。
日産 セレナの中古車相場の傾向は?
冒頭で触れた通り、日産 セレナはファミリー層を中心に絶大な人気を維持しており、中古車としても人気が高い車種のひとつです。そこでここからは、2025年9月から11月までの販売データをもとに、セレナの中古車相場や人気の傾向を探ってみましょう。

・集計期間:2025年9月〜11月
・このランキングはガリバーが中古車情報メディアに掲載していた中古車情報を元に算出しています。
・中古車販売契約の成約データを基準としているため、後にキャンセルとなったデータも含まれます。
・上記により、IDOMが公式に発表しているデータと異なる場合がありますのでご注意下さい。
・販売シェアは、当該車種の販売データ全体に占める年式ごとの割合です。独自に集計しているため合計が100%にならない場合があります。
・支払総額は、購入された店舗の所在地で管轄内登録(届出)し、店頭で納車した場合の価格で、車両本体価格に税金や手数料を含めたものです。
| 販売順位 | 2025年9月1日~2025年11月30日に販売された車種 | |
| 1位 | 日産 セレナ | |
| 年式 | 販売シェア | 平均支払総額 |
| 2025年式 | 7.4% | ¥3,572,403 |
| 2024年式 | 3.1% | ¥2,680,154 |
| 2023年式 | 6.8% | ¥2,790,497 |
| 2022年式 | 4.0% | ¥2,352,913 |
| 2021年式 | 10.1% | ¥2,248,331 |
| 2020年式 | 20.4% | ¥2,089,182 |
| 2019年式 | 9.2% | ¥1,867,042 |
| 2018年式 | 10.3% | ¥1,614,189 |
| 2017年式 | 9.4% | ¥1,449,729 |
| 2016年式 | 9.8% | ¥1,244,133 |
| 2015年式 | 2.8% | ¥1,122,317 |
| 2014年式以前 | 6.6% | ¥842,292 |
こちらのデータは、2025年9月から11月の販売データを、クルマの年式別に分類したものです。
現行のセレナ(C28型)がフルモデルチェンジで登場したのは、2022年。先代モデル(C27型)が登場したのが2016年で、グラフを見てみると、ちょうど先代モデルの販売期間である2016年式から2021年式の販売シェアが、前後の年式よりも高いのがみてとれます。なかでも最も売れている年式が2020年式で、販売シェアは他の年式の2倍以上。2020年式の平均支払総額は208万円で、2021年式とは20万円近く、2022年式とは30万円近くの差があることから、中古車のセレナを検討している方にとって「支払総額約200万円前後」というのがひとつの目安になっていることが伺えます。
一方で、先代モデルでも年式の比較的古い2016年式から2018年式も販売シェア10%前後と人気が高く、よりコスパ重視で購入する人は「支払総額約150万円前後」も視野に入れていることがわかります。
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【クルマ大好きライター】井口裕右
グラフではわずかしか見えていませんが、2015年式が該当する2世代前のセレナ(C26型)は平均支払総額が100万円に迫るコスパの良さを見せており、年式の古さが気にならないのであれば乗り出しのコストを大きく抑えられる可能性があります。しかし、年式の古いクルマは故障や不具合のリスクも高く、メンテナンスにも気を遣わなければならないので、注意しましょう。
日産 セレナのコスパの高さは、他社と比較すると鮮明になる
ここまで、セレナの中古車相場の傾向について見てきましたが、セレナのライバルとなるクルマの相場はどのような傾向なのでしょうか。ライバル車と比較すると、セレナのコストパフォーマンスの高さがよりはっきりしてきます。
トヨタ ヴォクシー/ノアとの比較

・集計期間:2025年9月〜11月
・このランキングはガリバーが中古車情報メディアに掲載していた中古車情報を元に算出しています。
・中古車販売契約の成約データを基準としているため、後にキャンセルとなったデータも含まれます。
・上記により、IDOMが公式に発表しているデータと異なる場合がありますのでご注意下さい。
・販売シェアは、当該車種の販売データ全体に占める年式ごとの割合です。独自に集計しているため合計が100%にならない場合があります。
・支払総額は、購入された店舗の所在地で管轄内登録(届出)し、店頭で納車した場合の価格で、車両本体価格に税金や手数料を含めたものです。
| 販売順位 | 2025年9月1日~2025年11月30日に販売された車種 | |
| 4位 | トヨタ ヴォクシー | |
| 年式 | 販売シェア | 平均支払総額 |
| 2025年式 | 4.8% | ¥4,541,765 |
| 2024年式 | 6.5% | ¥4,193,199 |
| 2023年式 | 10.5% | ¥3,949,392 |
| 2022年式 | 12.4% | ¥3,805,357 |
| 2021年式 | 8.8% | ¥2,945,797 |
| 2020年式 | 16.0% | ¥2,794,298 |
| 2019年式 | 9.9% | ¥2,643,453 |
| 2018年式 | 9.5% | ¥2,404,965 |
| 2017年式 | 5.7% | ¥2,236,453 |
| 2016年式 | 5.9% | ¥2,004,307 |
| 2015年式 | 2.7% | ¥1,654,593 |
| 2014年式以前 | 7.4% | ¥1,269,490 |
まずは、ミドルサイズミニバンとしてセレナと並んで人気となっている「トヨタ ヴォクシー」。現行モデルの登場は2022年、先代モデルの登場は2014年となっています。販売シェアの最も高い年式は、セレナと同じ2020年式。しかし、平均支払総額を比較すると、ヴォクシーのほうがセレナより80万円近く高いことがわかります。セレナと同じ平均支払総額200万円前後の予算でヴォクシーを見てみると、その年式は2016年まで古くなってしまいます。両者とも先代モデルでありながら、同じ予算でセレナはモデル後期の高年式、ヴォクシーはモデル初期の古い年式と差が生まれていることがわかりました。
この傾向はヴォクシーの兄弟車である「トヨタ ノア」でも同じで、セレナで最も販売シェアの高い2020年式でノアの平均支払総額を見てみると、ここで50万円ほどノアのほうが高いことがわかります。またセレナと同じ約200万円程度の予算でノアを見てみると、年式は2017年まで古くなります。このように比較すると、セレナはヴォクシーやノアと比較して同じ予算でより高年式の中古車を探せることが示唆されています。

・集計期間:2025年9月〜11月
・このランキングはガリバーが中古車情報メディアに掲載していた中古車情報を元に算出しています。
・中古車販売契約の成約データを基準としているため、後にキャンセルとなったデータも含まれます。
・上記により、IDOMが公式に発表しているデータと異なる場合がありますのでご注意下さい。
・販売シェアは、当該車種の販売データ全体に占める年式ごとの割合です。独自に集計しているため合計が100%にならない場合があります。
・支払総額は、購入された店舗の所在地で管轄内登録(届出)し、店頭で納車した場合の価格で、車両本体価格に税金や手数料を含めたものです。
| 販売順位 | 2025年9月1日~2025年11月30日に販売された車種 | |
| 26位 | トヨタ ノア | |
| 年式 | 販売シェア | 平均支払総額 |
| 2025年式 | 8.3% | ¥4,693,354 |
| 2024年式 | 8.3% | ¥4,101,999 |
| 2023年式 | 12.4% | ¥3,558,623 |
| 2022年式 | 13.8% | ¥3,765,087 |
| 2021年式 | 6.2% | ¥2,798,563 |
| 2020年式 | 11.7% | ¥2,554,202 |
| 2019年式 | 7.9% | ¥2,593,776 |
| 2018年式 | 10.7% | ¥2,385,121 |
| 2017年式 | 4.8% | ¥2,065,536 |
| 2016年式 | 2.1% | ¥1,781,287 |
| 2015年式 | 4.5% | ¥1,630,802 |
| 2014年式以前 | 9.3% | ¥1,241,525 |
ホンダ ステップワゴンとの比較

・集計期間:2025年9月〜11月
・このランキングはガリバーが中古車情報メディアに掲載していた中古車情報を元に算出しています。
・中古車販売契約の成約データを基準としているため、後にキャンセルとなったデータも含まれます。
・上記により、IDOMが公式に発表しているデータと異なる場合がありますのでご注意下さい。
・販売シェアは、当該車種の販売データ全体に占める年式ごとの割合です。独自に集計しているため合計が100%にならない場合があります。
・支払総額は、購入された店舗の所在地で管轄内登録(届出)し、店頭で納車した場合の価格で、車両本体価格に税金や手数料を含めたものです。
| 販売順位 | 2025年9月1日~2025年11月30日に販売された車種 | |
| 22位 | ホンダ ステップワゴン | |
| 年式 | 販売シェア | 平均支払総額 |
| 2025年式 | 21.6% | ¥3,951,597 |
| 2024年式 | 6.6% | ¥3,842,591 |
| 2023年式 | 9.3% | ¥3,531,045 |
| 2022年式 | 10.2% | ¥3,287,821 |
| 2021年式 | 3.9% | ¥3,156,528 |
| 2020年式 | 9.6% | ¥2,957,219 |
| 2019年式 | 5.1% | ¥2,747,235 |
| 2018年式 | 6.0% | ¥2,583,150 |
| 2017年式 | 1.2% | ¥1,159,125 |
| 2016年式 | 2.1% | ¥1,494,429 |
| 2015年式 | 1.2% | ¥1,456,000 |
| 2014年式以前 | 23.4% | ¥947,028 |
セレナ、ヴォクシー、ノアとは少々異なる動きをしているのが、同じくミドルサイズミニバンとして市場を牽引してきた「ホンダ ステップワゴン」です。ステップワゴンは、2015年(先代モデル)、2022年(現行モデル)にフルモデルチェンジを行っていますが、先代モデルのマイナーチェンジが行われた翌年2018年式から平均支払総額が大きく上がり、年式の新しいモデルの販売シェアが高い傾向があります。特に印象的なのは最新の2025年式の販売シェアが最も高い点で、ステップワゴンの購入を検討している人はより新車に近い状態のクルマを手に入れたいという意向が強いことが伺えます。
ちなみに、セレナで販売シェアが最も高い2020年式については、ステップワゴンでも10%近い販売シェアを出していますが、平均支払総額は約300万円に迫っており、ここでもセレナのコストパフォーマンスの高さが光ります。
まとめ
今回は、「日産 セレナ」のマイナーチェンジのポイントを紹介するとともに、中古車としてのコストパフォーマンスの高さをデータから探ってみました。マイナーチェンジした新型セレナがデリバリーされ始める2026年以降には、また中古車相場の状況にも変化が生まれることが予想されますので、購入を検討している人は在庫価格の状況などをこまめにチェックするようにしましょう。
