みんなのクルマの維持費は平均いくら?ソニー損保が「2025年全国カーライフ実態調査」を発表

自動車保険などを提供するソニー損保は、月に1回以上車を運転する18歳から59歳の男女を対象とした「全国カーライフ実態調査」を実施し、有効回答から抽出した1000名(男女比50:50)の回答をとりまとめた結果を発表しました。

小さい頃からのクルマ好きで、大学生で免許を取ると貯めたバイト代で中古車をすぐに購入。以来、年間数万キロを走り回って無事故を維持していることを密かな誇りにしている。趣味は、ドライブ旅行とモータースポーツ。カメラを持ってサーキットに行くと流し撮りに命を懸ける。一般ドライバーの視点で、カーライフとリセールバリューの「これってどういうこと?」を紐解いていきます。

毎月の自動車維持費の平均は「1万4,100円」で5年連続増加

調査結果によると、回答者の年間走行距離の平均は6,728kmで、「3,000km超5,000km以下」が27.3%と最も多く、次いで「5,000km超7,000km以下」が21.2%という結果に。年代別では40代の年間平均走行距離が7,188kmと最も多くなりました。ソニー損保が過去に行った比較によると、全体の年間平均走行距離は2024年の6,972kmに対して244km減少しているのだそうです。

一方で、1ヵ月あたりクルマの維持費(税金やローン返済、有料道路料金を除く保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代金など)を聞いた質問に対しては、「5,000円~10,000円未満」という回答が31.6%と最も多く、維持費の平均は14,100円。ソニー損保によると、過去の調査結果との比較で維持費の平均は2021年以降に増加傾向が続いており、2025年も対前年比で200円増加。5年連続の対前年比増加となっているといいます。

ちなみに、ボディタイプ別に1ヶ月あたりの維持費を比較した結果では、「軽自動車」が10,200円と最も少なく、最も多くなった「SUV・クロカン」の18,500円と比較して8,000円ほどの差となっています。

「ガソリン代・燃料代が負担」という人の割合は4年連続で6割を超える

クルマの諸経費で負担に感じるものを聞いた質問については、「ガソリン代・燃料代」(66.0%)が最も多く、「自動車税」(62.8%)、「車検・点検費」(58.4%)、「自動車保険料」(49.2%)、「駐車場代」(20.1%)が続く結果に。都市部と地方を比較した結果では、「駐車場代」が都市部で31.8%、地方で17.6%と14.2ポイントの開きがあることがわかりました。

ソニー損保によると、「ガソリン代・燃料代」を負担に感じている人は、2022年で68.1%、2023年で66.4%、2024年で68.4%、2025年で66.0%と4年連続で6割半ばを超えており、「世界的にエネルギー価格が上昇しており、負担が大きいと感じている方が多いのでは」と考察しています。

ちなみに、高騰する燃油代を節約するために行っていることを聞いた質問(複数回答)に対しては、「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」が38.0%で最も多く、「ガソリンスタンドの会員になる」(27.7%)、「急発進・急停車をしない」(27.6%)、「無駄なアイドリングをしない」(21.9%)、「速度を出しすぎない」(21.8%)などが上位に挙がっています。

回答者の答えから見えてくる「次に欲しいクルマ」は?

この調査では、現在運転しているクルマやこれから欲しいクルマについても質問しています。現在運転しているクルマのボディタイプを聞いた質問については、「軽自動車」が36.4%で最も多く、以下「コンパクトカー」(18.1%)、「SUV・クロカン」(14.6%)、「ミニバン」(13.9%)、「セダン」(8.8%)が続く結果に。特に、女性では「軽自動車」が50.4%と高く、男性の22.4%に対して28.0ポイントの差がついています。

現在運転しているクルマのパワートレインのタイプについては「ガソリン自動車」が66.5%、「ハイブリッド自動車(HV)」が21.6%という結果に。

一方で、「購入したいクルマ」のパワートレインについては「ガソリン自動車」が42.1%、「ハイブリッド自動車(HV)」が40.2%という結果になっており、「次はハイブリッドにしたい」という意向の人が多いことが伺えます。

  • 【クルマ大好きライター】井口裕右

    購入したいクルマとして「電気自動車(EV)」は5.4%、「プラグインハイブリッド自動車(PHV)」は5.3%と少数派で、ドライバーの意向としてのEVシフトはまだ道半ばという印象です。

そして、具体的な車種名で「最も購入したいクルマ」を聞いた質問に対しては、「ホンダ N-BOX」が5.0%で最も多く、以下「トヨタ ヴォクシー」(4.1%)、「トヨタ アクア」(3.9%)、「トヨタ アルファード」(3.2%)、「トヨタ ルーミー」(2.9%)と続いています。

ソニー損保の「全国カーライフ実態調査」ではこのほか、自動車事故に関する意識調査、自然災害によるクルマへの損傷についての実態調査、交通違反に関する意識調査、安全運転に対する意識調査などを実施しており、それぞれ回答をまとめています。

ソニー損保「全国カーライフ実態調査」の詳しい調査結果はこちら

https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2025/08/20250821.html