「かわいい」の理由を徹底解剖してみました! 「かわいいクルマが欲しい!」女性目線で見た目も中身も妥協しない、愛着がわく一台をみつけるための完全ガイド

「この車、かわいい!」と、街ですれ違った瞬間に思わず目を奪われる。そんな経験、ありませんか?
クルマは単なる移動手段ではなく、私たちの暮らしや気持ちを彩ってくれる大切な存在。特に、「かわいい顔」をしたクルマは、乗るたびに心がときめいたり、ドライブに行くのが楽しみになったり、まるでお気に入りのアクセサリーや洋服のような存在だという女性も意外と多いですよね。

クルマ選びというと、どうしても機能面やスペックが注目されがちですが、最近では「かわいい」はクルマ選びの立派なキーワードになりつつあります。
そこで今回は、「カワイイ顔」に注目して、感性にフィットする、とっておきの一台をみつけるためのポイントをお伝えします!

【外部ライター】水嶋サキ

クルマ勉強中の旅行好きライター

都内に勤めるOL。大学生時代にクルマの免許を取得したものの、都内在住なこともあり、あっという間にペーパードライバーになってしまった。クルマ好きの友人は多いが、本人は機械関係に弱いため、クルマ初心者の視点でまとめた記事を書いている。旅行やアウトドアが好き。

私たちの心を掴む「かわいい」デザインの秘密

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    クルマのスペックには詳しくないけれど、顔がかわいいクルマは好き!

私のように、クルマ選びの際にデザインやかわいいかどうかが気になる方、実は多いのではないでしょうか?

まずは、私たちが「かわいいクルマ」と感じているクルマの特徴はどんなところにあるのかを改めて調べてみました!

一目惚れしちゃう?まんまるヘッドライトの魔法

子どもの頃に描いたクルマの絵を思い出してみると、多くの場合、クルマの顔にあたるフロント部分には大きな円を2つ描いていませんでしたか?丸いライトは無意識に「顔」を連想させ、親しみやすさをUPしてくれます。

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    まるでキャラクターのような、愛嬌たっぷりの「目」をみると、つい「かわいい!」と思ってしまいます…!

丸いライト(=丸目ライト)のクルマで代表的な国産車は、スズキ アルトラパン。
メーカーも「まんまるのライトは、輝くリングをイメージしてデザイン」と語っているように、まるでキャラクターのような優しい目元で、思わず見とれてしまうデザイン。

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    心理学的にも、私たちは丸い形に親しみやすさや安心感を抱くと言われています。
    攻撃的ではない、フレンドリーな顔立ち。これが、私たちの“かわいいセンサー”に自然と響いているのかもしれません。

ノスタルジックなレトロデザインの温かみ

「どこか懐かしいのに、新しい」。そんなレトロなデザインも、女性人気が高いジャンルの一つです。

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    レトロさには、時代を超える魅力と温かみがあります。ファッションやインテリアでもヴィンテージ品の人気が高いように、クルマにも“レトロかわいい”波が来ているのです。

レトロデザインのクルマとしては、ホンダの初代シビックを思わせるような水平基調のホンダ N-ONEや、スズキのフロンテLC10型をオマージュしたとされているスズキ アルトラパンLCなどが有名。タイムレスな温もりを感じるデザインは、時間を超えて多くの方に愛されています。

パステルカラーからツートーンまで!気分がアガる色づかい

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    クルマ選びで忘れてはいけないのが、ボディカラー。色づかいにも、かわいいと感じるポイントはたくさんあります!

たとえば、淡いピンクやミントグリーンのボディカラーを選んでみたり。ボディと屋根のツートーン配色を考えてみたり。色づかいで遊べるのは、私たちにとって大きな魅力の一つです。

ダイハツ ムーヴキャンバスの「ストライプス」シリーズや、フィアット 500の「パステッロ」カラーラインはその好例。見た瞬間に「これが欲しい!」と思わせるボディカラーの力、侮れません。

また、色が持つ心理的効果は、クルマ選びでも大切です。
たとえば、アイボリー系の色味なら「親しみやすさ」「気持ちが明るくなる」、ブラックなどシックな色味なら「高級感」。ブラウン系なら「温かみ」「落ち着き」など、それぞれの色によってクルマの印象が変わります。

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    クルマの色づかいは、外装だけでなく、内装で遊べる車種も多くあります。購入を検討しているクルマの標準内装やカスタム内装のバリエーションをチェックしてみるのも、クルマ選びが楽しくなるのでおすすめです。

女性に人気の「かわいいクルマ」おすすめモデルをまとめてみた

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    女性に人気の「かわいいクルマ」は多岐にわたりますが、今回は、特に注目すべきモデルを運転がしやすい軽自動車とコンパクトカー、一度はあこがれる輸入車に分けてご紹介します!

小さくても頼りになる「軽自動車」

女性のためのこだわり満載のスズキ アルトラパン

スズキ アルトラパンは、女性のためのこだわりが満載。丸いヘッドライトと四角いルーフがレトロ感を演出し、愛らしさのあるデザインも特徴です。車内にはウサギのマークが隠されていたり、メーターにメッセージが表示されたりと、私たちの心をくすぐる遊び心のあるクルマで、乗るのが楽しくなること間違いなしのおすすめな一台です。

機能面でも小回りがきいて運転しやすく、視界も良好。初心者でも安心して乗ることができます。軽自動車トップクラスの燃費の良さや、UVカットガラス、ナノイー搭載エアコン、長時間の運転でも疲れにくい快適なシートなど、女性にもうれしい工夫がたっぷりのクルマです。

デザインと実用性を両立する ダイハツ ムーヴキャンバス

どこかマシュマロのようなフォルムと、ルーフとボディのツートーンカラーに丸目ライト。ムーヴキャンバスは「やさしいかわいさ」と「使いやすさ」を両立した軽自動車の代表格です。

特に「ストライプス」シリーズでは、ミントグリーン×ホワイトのような配色も選べ、見るたびに気分があがるような色づかいのクルマも。収納力も抜群で、小物をサッと出し入れできる「置きラクボックス」や、冷温機能付きの「ホッとカップホルダー」など、日常使いにうれしい機能が備わっています。

アウトドア派女子にも人気のある スズキ ハスラー

SUV風のデザインに、丸目のヘッドライトが絶妙なバランスでマッチしているのが、スズキ ハスラー。中性的でユニセックスなかわいさが魅力的で、カラーバリエーションが豊富なことも人気の理由になっています。

また、全グレードにマイルドハイブリッドが搭載されているため、燃費が良いのも特徴。車高が高く視界が広いため運転しやすく、広い室内空間と積載性でアウトドアユースにも対応できるため、アウトドア派女子からも根強い支持を集めています。

毎日の運転がもっと楽しくなる「コンパクトカー」

スポーティーな印象の中にも”かわいい”を感じる スズキ スイフト

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    さりげないかわいさを取り入れたクルマを選びたいなら、スズキ スイフトがおすすめ。

丸みを帯びたコンパクトなボディに、やや吊り目のヘッドライトがキリッとした印象を与えつつも、どこか愛嬌のある表情を演出してくれるスイフトは、クールさとキュートさをあわせ持つクルマです。

特に新型は、シンプルで洗練されたデザインの中に、やさしいカーブやソフトなラインが多く取り入れられており、街中でも自然と目を引く存在。カラーバリエーションも豊富で、パール系やメタリック系など、ちょっとクールな「かわいさ」を選べるのもうれしいポイントです。アクティブだけど、ちょっと甘さも欲しい。そんな女性にぴったりな一台。

やさしくて親しみやすい トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタは、実用性の高さだけでなく、“まるっとした優しげな顔”でも多くの女性から支持されています。丸みのあるフロントマスクはどこか親しみやすく、ちょっと照れたような表情が愛らしい一台です。

ミニバンでありながら圧迫感のないサイズ感と、ナチュラルカラーを中心としたカラーバリエーションも魅力。さらに、乗り降りしやすい低床設計や、たっぷりの収納スペースなど、毎日の暮らしにやさしく寄り添う工夫も満載です。

ポップで遊び心のあるSUV スズキ・クロスビー

スズキ クロスビーは、SUVの力強さにポップなかわいさをプラスした、遊び心あふれるクルマ。ボディ全体はスクエアでタフな印象ながら、丸目のヘッドライトや丸みを帯びたフロントデザインが、どこか愛嬌のあるキャラクター感を演出してくれます。

ビビッドなツートーンカラーなど、カラーバリエーションも豊富で、カラー選びのワクワクも楽しめる一台です。内装もシンプルながらおしゃれで、どことなくレトロ感のあるディテールが散りばめられているのも魅力的。アウトドアにも街乗りにもフィットする、元気でかわいいクロスビーは、個性と実用性を両立したい女性にぴったりのパートナーです。

個性と“ときめき”をくれる「輸入車」

永遠のキュートなアイコン フィアット 500

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    イタリア生まれのフィアット 500は、まさに“世界が認めるかわいさ”のあるクルマ!

丸い目と微笑むようなフロントフェイスは、女性からも強い人気を誇ります。
フィアット 500には限定カラーやモデルが多く、たとえば「Pastello(パステッロ)」シリーズには、アイスクリームのようなパステル色がラインナップ。ボディと同色の内装パネルが車内も明るく楽しい空間に仕立ててくれます。

また、近年では電気自動車「500e」も登場し、エコでスマートな選択肢として若い世代から注目されています。

個性を際立たせるクラシックな見た目 MINI クーパー

おしゃれでスポーティなのに、かわいいという絶妙な立ち位置をキープしているのがMINI クーパー。イギリス伝統のデザインと、洗練されたカラーラインが魅力的なクルマです。

丸いヘッドライトとコンパクトながらも存在感のあるデザインが特徴で、可愛らしさとカッコよさを両立しています。また、ボンネットストライプや豊富なカラーバリエーションなど、自分らしさを表現できるポイントが多くあることも大きな魅力です。加えて、アクセサリーも豊富なので、自分だけのカスタムでかわいいを作ることができるのもうれしい一台。

時代を超えて愛されるデザイン フォルクスワーゲン ザ・ビートル

フォルクスワーゲン ザ・ビートルは、「カブトムシ」を意味する丸みを帯びたレトロなフォルムが世界中から愛されているクルマです。

キュートな丸いフォルムは一目でビートルと分かる特徴的な外装デザイン。また、かわいいだけではなく、小型車ながらも高い安全性能を持ち合わせているので、運転時の安心感も十分です。運転のしやすさも評価されており、日常使いに適した一台。

クルマ選びでは、あなたの「好き」や「かわいい」を大切に

ここまで、一般的に言われている「かわいいクルマ」を紹介してきましたが、どんなに世の中で「かわいい!」と評判でも、自分の感性に合わなければ意味がありません。

クルマは長い間、毎日一緒に過ごす相棒ともいえる存在。だからこそ、自分の「好き」や「かわいい」という気持ちこそが、クルマ選びの際にいちばん大切にしていただきたいポイントです。

  • 【外部ライター】水嶋サキ

    見るたびに気持ちがアガるような、乗っていて楽しいと思えるような一台に出会えたら、きっとそのクルマこそが、あなたにとってのいちばんかわいいクルマです。

ただし、「かわいい」だけでなく、機能性、操作性、収納、維持費、リセールバリューなども、「長く付き合えるかどうか」を考える上で考えたい要素ではあるので、ぜひあわせて確認してみてください。