SUV、ミニバンも赤に注目!赤がきれいなクルマで家族ドライブをもっと楽しく[後編]

スポーティでエレガント、そして情熱的な印象を与える赤い車。実は、家族で使うクルマとしてもおすすめのモデルに注目が集まっているのをご存知でしょうか?近年の赤いクルマは、従来のスポーツカーのイメージを超えて、洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた車種が登場しています。特に、最新のカラーテクノロジーにより、深みのある美しい赤色が実現され、街中でも目を引く存在感を放っています。今回は、家族で乗るのにぴったりな赤いクルマを、デザインや性能、維持費まで徹底的に比較してご紹介します。あなたの家族にぴったりな赤い車が、きっと見つかるはずです。

【外部ライター】YA

クルマのことを調べならが学ぶライター

電車移動が基本の都内で生まれ育ってきたため、いままで触れてこなかったクルマの知識を猛勉強。自動車市場のアレコレを調べながらレポートします。

赤いクルマの購入前に知っておきたい経済的なポイント

赤い車の中古車市場での価値

  • 【外部ライター】YA

    赤いクルマはリセールバリューが低いとされています。日本では、黒や白などモノトーン系カラーのクルマの需要が高く、赤いクルマは出回っている台数も少なく需要が少ないためです。

ただし、マツダのロードスターのように赤が定番色となっている車種では、同車種のほかの色と比較してもリセールバリューが高くなる可能性もあります。さらに近年は、SUVやミニバンなどの人気の車種で、赤系のボディカラーが採用される例が増えており、今後の動向が注目されます。

赤いクルマを購入する時にリセールバリューも考慮するなら、人気のボディタイプや、需要の高い先進技術なども押さえておくとよいでしょう。

中古車情報サイトで気になる車種を検索して、赤系のボディカラーで絞り込み、赤いクルマが多く出回っているかどうかを確認するのも一つの目安になります。

赤いクルマのコーティング効果と費用

傷が目立ちやすく、色褪せしやすい赤いクルマの美しさを長く保つには、コーティングを施すのも有効な方法です。

コーティングは塗装の表面に被膜を作って、傷や汚れから守るとともに、艶を出して発色をよく見せる効果があります。主に、油脂系、樹脂系、ガラス系、セラミック系の4種類があり、赤いクルマには艶を出しやすく、耐久性に優れたガラス系またはセラミック系がおすすめです。

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    施工専門店でのコーティングにかかる費用は、塗装面の面積の広さによっても変わり、ガラスコーティングが5〜8万円程度、より高性能なセラミックコーティングは8〜15万円程度が相場となっています。DIYキットもありますが、美しい仕上がりを求めるなら、専門店での施工をおすすめします。

赤い車の保険料は色で変わる?真実を解説

  • 【外部ライター】YA

    「赤い車は保険料が高い」という都市伝説をよく耳にしますが、日本の自動車保険では、クルマの色による保険料の差はありません。

アメリカでは一部の保険会社が赤い車の保険料を高く設定しているという話もありますが、これは統計的な根拠に基づくものではありません。一方で、JAFの調査によると、事故が少ないクルマの色として白や黄色と並んで赤が挙げられており、視認性の高さが安全運転に寄与しているとされています。

保険料の算出基準は、運転者の年齢や運転歴、車両の使用目的、そして事故歴などが主な要素となっています。特に、スポーツカーなどの一部の車種は事故率の統計から保険料が高く設定される傾向にありますが、これは色とは無関係です。

今後も保険料は、安全性や事故率などの客観的なデータに基づいて設定されていくでしょう。