クルマ大好きライターが調べてみた! 【知っておきたい】いまさら聞けない「ボディコーティング」の目的や種類を徹底解説!
12月に入り、そろそろ年末の大掃除を考え始める時期になってきました。クルマの洗車や車内のクリーニングを予定している方も多いと思いますが、今回は洗車と一緒に検討したい「ボディコーティング」について、その目的や種類を解説します!
ライター
ボディコーティングって何?
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【クルマ大好きライター】井口裕右
「ボディコーティングって、クルマをピカピカにするやつでしょ?」って思っていませんか?
多くの人は、ボディコーティングについて「なんかカーワックスのすごいやつ」というイメージをお持ちではないでしょうか?確かにボディコーティングをしっかりとするとクルマに輝きが生まれ、新車顔負けの綺麗なボディを実現することもできます。ただし、ボディコーティングの目的はただ「クルマを美しくする」だけではありません。
「ボディコーティングの最大の目的は、「クルマのボディを小傷や汚れ、紫外線から守ること」です。走行中のクルマには、常に砂や小石などが当たったり、虫の死骸や木の樹液などの汚れが付着したりします。また季節に関わらず晴天の日は常に直射日光に晒されて、ボディは強い紫外線を受けます。雨の日には水滴が付着し、そのまま鱗状の水垢になってしまうことも。すると、クルマのボディには小さい傷が無数に生まれたり、汚れで変色したり、紫外線や水垢によってボディの塗装面が劣化したりしてしまいます。
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【クルマ大好きライター】井口裕右
このようなボディの傷や劣化は、クルマを手放す際のリセールバリューにも大きな影響を与えるため、こうした傷や汚れのリスクを軽減するために行うのがボディコーティングなのです。
たとえば、最新のスマホを購入したときには画面が割れたり傷つかないようにガラス製の液晶保護フィルムを貼ったり、ボディに傷がつかないようにスマホケースに入れて保護しますよね。ボディコーティングはまさにクルマにとって液晶保護フィルムであり、スマホケースなのです。
ボディコーティングには、どんな種類があるの?
では、ボディコーティングにはどのような種類があるのでしょうか?
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【クルマ大好きライター】井口裕右
大きく分けると「ポリマーコーティング」「ガラスコーティング」「セラミックコーティング」に分けられます。
それぞれの違いは「どれくらい効果が持続するか」「どのような効果があるか」というポイントです。
「ポリマーコーティング」は、樹脂系の素材を用いたコーティングで、施工費用はお手頃ですが効果の持続期間は3ヶ月から半年と短め。傷や汚れには強いですが、紫外線や熱には弱いという特徴があります。短期間で継続的にボディコーティングをされる方におすすめです。
一方、「ガラスコーティング」はポリマーコーティングよりさらに強度が高くツヤも生まれるコーティングで、ガラスの被膜を作ることにより傷に強いのが特徴です。費用はポリマーコーティングよりも高額ですが、効果の持続期間も3年から5年と高く、その期間は一般的な手洗い洗車だけでメンテナンスが可能です。
そして最も高価なコーティングが「セラミックコーティング」で、価格は10万円を超えるものが多いですが耐久性は極めて高く、効果の持続期間も5年〜7年と長期なのが特徴です。
いずれのコーティングの場合も、施工前には入念な洗車や鉄粉除去でボディの汚れをしっかり落とし、細かいシミの除去や傷の研磨、ボディに付着した脂分を除去する脱脂処理を行い、ボディコーティングの効果が最大限発揮されるよう準備を行います。一般的な洗車やワックスがけと異なり、ボディコーティングは専門スタッフによる施工が確実に効果を生み出せるので、カー用品店やクルマを購入した販売店に問い合わせてみましょう。
ボディコーティングは、クルマの購入時に始めるのがおすすめ!
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【クルマ大好きライター】井口裕右
これからクルマを購入しようと検討している方には、購入時のボディコーティングが特におすすめです。
新車で購入する場合はもちろん、中古車も購入する際にはボディのクリーニングなどカーケアを徹底的に行っているので、多くの中古車の場合で“購入したときが一番綺麗な状態”といえます。このタイミングでしっかりとボディコーティングを行うことで、クルマを小傷や汚れ、紫外線などから守り、ボディを綺麗に保つことでクルマのリセールバリューを維持することができます。
まとめ
ボディコーティングはガリバーのお店でも人気のオプションのひとつです。ご予算によって様々なボディコーティングのメニューを用意していますので、ぜひスタッフに相談してみてくださいね。