速報:BYDとイオンが内容を否定「BYDがイオンと販売提携」報道について声明を発表

BYD Japanは10月23日、『10/20(月)以降の「イオン、BYDと販売提携」に関する報道に関して』という声明を公式ウェブサイトに掲載し、10月20日から各社が報じていたBYDとイオンの販売提携に関する報道の内容を否定しました。

ライター
当社とBYD社に関する報道について(イオン株式会社)*PDFデータ
https://www.aeon.info/wp-content/uploads/news/important/pdf/2025/10/251022R_1_1.pdf
報道の内容は、10月20日から各ニュースメディアに「イオン、BYDが販売提携」というニュースが掲載され、その内容は「BYDの販売拠点をイオンモール内に約30拠点設置する」というもの。日本でのシェア拡大を目指すBYDが国内大手の小売企業と提携するというその内容に、ネット上では様々な反応が寄せられていました。しかし、報道された時点でBYD Japanとイオンモールを展開するイオンリテールは公式な発表をしておらず、リセバ総研では状況を静観している状況でした。
BYD Japanは、公式サイトで『報道されています「イオン、BYDと販売提携」について、記載されている「BYDの販売拠点をイオンモール内に約30拠点設置する」という事実はございません。』と声明を発表。またイオンも、10月22日付けのプレスリリースで「当社グループにおけるBYD車両の取り扱いは、イオンリテール株式会社が11月に実施予定の期間限定セールにおいて、車両を展示し購入契約の仲介を行う企画を計画しております。」と声明を発表。その上で「当社グループの企業が販売主体となり、常設の拠点を設ける計画や長期的な輸入販売参入の予定はございません。」としており、報道にある「イオン、BYDが販売提携」という内容を否定しています。
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【クルマ大好きライター】井口裕右
自動車メーカーやカーディーラーはイオンモールをはじめとした大規模ショッピングモールの敷地内で展示会などを開催することも多く、イオンモールとBYDの取り組みはそのような性質のものになるものと予想されます。
BYD Japanは、10月30日から開催される「Japan Mobility Show 2025」で、軽EVのコンセプトカーを世界初公開することを予告しており、どのようなクルマが登場するか注目が集まっているほか、「SEALION 6」「ATTO 3(一部改良モデル)」などSUVタイプの新型モデルを公開する予定です。