オートオークション最前線こぼれ話:2025年7月14日(月)「トヨタ ランドクルーザー250」

弊社オフィスでは、全国各地のオートオークション(以下AA)の最前線に出向いている担当者たちから、リアルタイムで入札状況や売買の情報がどんどん上がってくる。まさに中古車流通の最前線だ。その様子を赤裸々に語ることは流石にできないが、ちょっとしたこぼれ話を不定期連載としてお届けしたい。

リセバ総研所長 床尾一法

リセールバリュー総合研究所 管理運営者

中古車情報誌の最大手での制作、自動車メディアの立ち上げ責任者などを経験。20年以上マーケティングのインハウスやコンサルタントで活動。2017年に人材開発へ転向。対話空間や学習空間の設計、言語化と構造化設計を得意とする。CompTIA CTT+ Classroom Trainer Certification取得。2023年より、マーケティングに復帰。中古車マーチャンダイジングの研究とともに、メディア運営設計を担っている。実は元カメラマン。

トヨタ ランドクルーザー250の相場下落傾向が続く

週明け仕事始めにAA担当者からの情報チェック。先週7月12日(土)の報告で目についたのは名古屋のAA会場からのレポートで、トヨタ ランドクルーザー250の相場下落
「低走行の登録済み未使用車でも、以前の相場に戻るは難しそう?」とのこと。

過去の報告を遡ってみると、6月の上旬から伸び悩みが続いている様子。

トヨタ ランドクルーザー250の平均売却予想額グラフ

さて、リセバ総研の過去12ヶ月間の平均売却予想額グラフを見てみると、AAの報告通り、2025年6月の予想額は7%ほど一気に下落している。
査定件数も、2025年4月の25件から5月は51件と一気に倍、同6月には70件と急増している。中古車の流通量が増え続けているようだ。

ランクル250の高いリセールバリューに期待して売却や乗り換えようとお考えの方は、今後も査定件数の増加と平均売却予想額の推移を定期的にチェックしていただいたほうが良いだろう。

(上記コメントは2025年7月14日時点のものです。グラフは月次で変化します。)

  • 平均売却予想額
  • 査定件数
  • 平均走行距離

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